ふるさと納税返礼品の産地偽装を受け、宮崎県都城市は委託する事業者の返礼品の抜き打ち検査で、細かい産地までわかる成分検査を導入する。5月下旬にも始める全事業者への立ち入り調査とともに、寄付者の信頼回復…
返礼品取扱業者を集めた説明会=2023年11月27日午前10時4分、宮崎県都城市蔵原町、中島健撮影 [PR] ふるさと納税の返礼品を扱う熊本県のヒムカ食品(瀬戸勇二社長)による産地偽装を受け、宮崎県都城市は27日、返礼品の委託契約を結ぶ全165業者への説明会を始めた。28日まで、取り扱いのルールを...
市ふるさと納税局の新村和彦局長は説明会で、昨年11月に発覚した事業者による鶏肉の産地偽装に対し、約8700件の苦情や問い合わせがあったとし、「返礼品は、信頼して寄付していただいた方に安心して喜んでもらうことが最大の目的。原点に立ち返って何をすべきか見直すことが信頼回復につながる」...
ふるさと納税の寄付受け入れ額全国一位の宮崎県都城市が、返礼品業者の「産地偽装」で対応に追われている。大手ふるさと納税サイトは一時、市のすべての返礼品の掲載を停止し、問題の返礼品を受け取った寄付者らからは、24日午前までに964件の苦情が寄せられた。 「市のふるさと納税は、かかわった...
ふるさと納税の返礼品の温泉利用券でルール違反があったとして兵庫県洲本市が制度から除外された問題で、市の第三者調査委員会は10日、寄付者に「おまけ」として送られた利用券や菓子などの総額が、計約4700…
ふるさと納税の返礼品となる鶏肉と牛肉に事実と異なる産地を表示したとして、農林水産省九州農政局は14日、熊本県錦町のヒムカ食品と福岡県久留米市のタツミ商事の2社に対し、食品表示法に基づき是正を指示したと発表した。 ヒムカ食品は、宮崎県都城市から受注した返礼品の鶏肉について、実際はブ...
「宮崎牛ロースワンポンドステーキ」(約454グラム)が返礼品となる寄付の額が本来2万9千円なのに、あるサイトには1千円として掲載されていた。委託事業者が掲載内容を修正する際に誤ったという。 9人が計50件の寄付を申し込み、寄付総額は5万円だった。事業者が件数と寄付額が合っていないこ...
阪神電車を貸し切りにして、ミシュランの星つきレストランでランチ――。兵庫県芦屋市が、ふるさと納税の返礼品として「プレミアムツアー」を企画した。その額はなんと400万円。果たして希望者は現れたのか。 …
返礼品は牛1頭食べつくし――。そんなふるさと納税を鹿児島県鹿屋市が始めた。寄付額1500万円で、月1頭限定。昨年開かれた「和牛五輪」で市内の事業者の牛が日本一に輝いたことを知ってもらいたいと、話題づ…
竹崎和伸町長は朝日新聞の取材に、「改めて制度の適正運用に努めていかなければならない。制度をきっかけに町内の事業者が販路を広げ、リピーターを獲得してほしい」話した。 贈収賄事件で返礼品業者らから依頼を受け、現金を受け取ったとして受託収賄罪などに問われた元町職員らの公判は、高知地...