接種後の症状として、疲労感や頭痛、発熱などの症状も一定の割合で報告されている。頻度としては1%未満だが、しびれ感、全身の脱力、手足の痛みなどもある。 厚生労働省のリーフレットによると、HPVワクチンの接種後に「副反応疑い」として報告される頻度は1万人あたり9人、重篤な症状は1万人あた...
厚生労働省の資料などによると、9価は子宮頸がんの原因の80~90%をカバーする。 自費なら計10万円近く、保健所にも問い合わせ相次ぐ 米国では2014年12月に承認。日本では21年2月に販売が始まったが、自費接種のため、現在は3回接種で計10万円近くかかる。 「いつから始まるのか」「9価を待っ...
その後の研究によって安全性が裏付けられたとして、厚労省は22年4月、9年ぶりに積極的勧奨を再開した。だが、この間に定期接種の対象だった年代の接種率は、大きく落ち込んだ。 定期接種になる前に、国が緊急促進事業で公費負担していた時期は、対象のほとんどの年代で接種率が7~8割ほどだった。...
22年4月に国が接種の積極的勧奨を再開したが、定期接種の対象年代では2~25%だった。 HPVワクチンは、小学6年から高校1年相当の女性が対象で、13年4月に定期接種化された。接種後に体の痛みなど多様な症状を訴える人が相次ぎ、厚生労働省は同年6月に積極的勧奨を中止。その後、「多様な症状とワ...
子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン。対象者に接種をすすめる「積極的勧奨」が、4月から始まる。約9年ぶりの再開となるが、この間、焦点の一つになったのが、…