ALSは筋力が低下し、進行すると呼吸ができなくなる。国内の患者は約9千人とされ、進行を遅らせる対症療法の薬はあるが、根本的な治療薬はない。井上教授らは、患者の皮膚からiPS細胞をつくって病気の細胞を再現。既に別の病気で使われている薬などから効果があるものを調べ、白血病治療薬の「ボスチ...