75歳以上が運転免許を更新する際に受検を義務づけられた「認知機能検査」の合格率が、導入された2009年から昨年までの平均で97・6%となっていることが、警察庁のまとめでわかった。不合格者が限られる状況で実効性に疑問の声もある一方、高齢者事故防止では追加の対策が取られている。 認知機能検...
鮫洲運転免許試験場では、受験者が1人ずつ机に座り、タブレット端末で認知機能検査を受ける=2024年9月12日午前11時26分、東京都品川区、御船紗子撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 免許返納「まだ運転できる」 3人死傷事故、慎重だった81歳の過信 死亡事故、...
75歳以上が運転免許を更新する際に認知機能検査の受検が義務づけられてから15年が経った。合格率は平均97・6%で実効性に疑問の声もある一方、高齢者事故防止では追加の対策が取られ、新たな乗り物も登場する。お年寄りの足はどうなるのか。 9月中旬の平日。鮫洲運転免許試験場(東京都品川区)の...
75歳以上の運転者が対象の認知機能検査で認知症のおそれがあると判定され、昨年中に運転免許の扱いが決まった約3万2千人のうち、約6割が免許の継続を断念した。警察庁が29日発表した。 免許を更新する際などの認知機能検査では、記憶力や判断力などを調べる。昨年は約203万5千人が検査を受けた。