厚生労働省の専門家部会は30日、合成麻薬LSDや大麻の有害成分に似た計16物質を新たに医薬品医療機器法(薬機法)の指定薬物とすることを了承した。5月11日からこれらの物質を含む製品の販売や所持、使用が禁止される。 指定薬物に追加されるLSDの類似物質は「1D―LSD」という名前で流通し、昨年以降...
医薬品医療機器法の広域規制の対象として販売などが禁止されたのは、合成麻薬LSDに似た「1D―LSD」と呼ばれる成分を染みこませた紙片や、大麻に似た成分を含む電子たばこのリキッドなど6製品。 厚労省によると、今年1月に1D―LSDを含むとみられる製品を摂取した20代が錯乱状態になる健康被害が生じて...