腹腔鏡下大腸切除術(以下LAC)は2002年に早期大腸癌に対して保険適応が認められた。以来,その手術件数は年々増加する傾向にあり, 次第に普遍的な手術となりつつある。長期的な予後に関しても開腹手術と遜色ないという報告もされ,今後さらに増加するものと思われる。当科においても2007年6月からLAC...