処理水の海洋放出は昨年8月に始まった。昨年度は4回に分け、タンクの水約3万1200トン分を放出。今年度は7回にわけて計約5万4600トン分を放出する予定という。東電や政府などは、原発周辺海域の海水に含まれるトリチウム濃度のモニタリングを続けているが、これまでに異常な値は検出されていな...
東京電力福島第一原発の処理水の海への放出について、東電は11日、1回目の放出が完了したと発表した。 タンクにためていた水約7800トンを、海水で希釈しながら放出した。東電によると、8月24日の放出開始以降、作業は順調だったという。 2回目もタンクの水約7800トン分を放出する予定。これか...
タンクにためた水約7800トンを大量の海水で希釈して放出する。順調に進めば25日に完了するという。 処理水放出は昨年8月の開始以降、通算8回目。東電や日本原子力研究開発機構、民間の分析機関がそれぞれ放出するタンクの水の放射性物質濃度を測ったところ、トリチウム以外はすべて国の放出基準を...
処理水の海洋放出が始まった東京電力福島第一原子力発電所=2023年8月24日午後、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影 [PR] 東京電力福島第一原発の処理水の海への1回目の放出が、11日にも完了する。1回目で放出予定だったタンクの水約7800トンを送り出す作業が10日午後2時50分ごろに終了。11日に配管...
写真は処理水の海洋放出が始まった東京電力福島第一原子力発電所=2023年8月24日午後1時59分、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影 [PR] 東京電力福島第一原発の処理水放出で、東電は29日、前日に原発の周辺2カ所で採取した海水のトリチウム濃度は、どちらも検出できる限界値(1リットルあたり約10...
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出計画で、東電は24日午前、海水で薄めた処理水を分析した結果、トリチウムの濃度は、計画の基準1リットルあたり1500ベクレル(国の放出基準の40分の1)を下回ったと発表した。 「理解」得られた?東電の説明は 処理水放出始まっても廃炉見通せず トリチウム...
グロッシ氏の現地視察は昨年7月以来で、処理水の放出後は初めて。放出から半年が経ったタイミングを踏まえ、日本政府が招いた。13日は福島県内で地元との意見交換会や講演会に臨んだ後、現地を訪れた。 IAEAは昨年8月に始めた処理水の海洋放出をめぐり、「中立的・独立的立場」から評価や監視に...
今回の検出限界値は1リットルあたり10ベクレル程度で、いずれもそれを下回ったことを意味する。 東電の計画では、放出する処理水のトリチウムの濃度は1リットルあたり1500ベクレル(国の法令基準の40分の1)未満。原発から3キロ以内で海水の濃度が同700ベクレルを超えたら、放出を止めて設備に...
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出で、東電は10日、沖合約1キロ先の放水口から北東約200メートルの地点で採取した海水について、「検出限界値」(1リットルあたり10ベクレル前後)を上回るトリチウム濃度が確認されたと発表した。7日採取分が同9・4ベクレル、9日採取分が同11ベクレルだっ...
福島第一原発の処理水問題 東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出計画をめぐり、国内外の動きが激しくなっています。関連記事はこちら[もっと見る] 関連ニュース 福島第一原発の処理水、1回目放出が11日にも完了 次回は来月以降 処理水の放出でIAEAが海水の独自分析 初の公表、限度下回る ...