生活保護減額で相次ぐ「違法」判決 司法の警鐘にも国は見直し否定 生活保護基準引き下げは「違法」 横浜地裁「厚労相が裁量権乱用」 「人生で最高の日です」。原告の中山さん 喜びと怒りと 正看護師目指した矢先、打ち切られた祖父母の生活保護 孫はうつ病に 闇バイトの帰り、18歳の息子は事故死...
堀部亮一裁判長(池田聡介裁判長代読)は「裁量権の逸脱や乱用があったとはいえない」として、原告側の請求を棄却した。 国は13~15年、08年以降の物価の下落傾向が反映されていなかったとして、生活保護費のうち食費や光熱費など日常の生活費にあたる「生活扶助」の基準額を最大で10%引き下げた。