いつも真夜中にいろいろなことを話し、助け合いながら生きてきた。そんな彼女の息子が一人暮らしを始めた。育ち続けるのだそうお祝いを兼ねてアパートを訪ね、夕食を作り、洗濯をし、汗だくになって真新しいカーテンをつけ終えたという、そして帰る母親に彼は一言「じゃあね」。その「じゃ...