自宅のリビングで古典の現代語訳に取りくむ佐々木和歌子さん=本人提供 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 「政治的」じゃない僕、ただ本が作りたい 東京で出版社開業の中国人 本当に面白い本って何だ 名物書店員、「売れる本を売る」からの脱却 「これで死んだらダ...
4年かけて現代語に訳した「枕草子」を、3月に光文社古典新訳文庫から出版した。訳者として携わった書籍はこれで2冊目。古典の現代語訳者は大学の研究者などが多い中で、一般企業に勤めながらの訳者は、異色の存在だ。 「春は、あけぼの。少しずつ白んでくる山の稜線(りょうせん)がすこし赤らん...