は来週18、19日に開く金融政策決定会合で、大規模緩和の柱であるマイナス金利政策の解除を検討する。判断材料として重視する今春闘は、労働組合の要求に満額回答する大企業が続出。日銀のシナリオ通りに進んでおり、2013年に始めた「異次元緩和」からの転換に踏み切る環境が整いつつある。▼9面=総裁...
【そもそも解説】日銀の大規模金融緩和、何だったのか 異例の11年 日銀がマイナス金利を解除、17年ぶり利上げ 異次元緩和から大転換 住宅ローンは上がるの? 専門家の見方と銀行の動向は 日銀政策転換 【そもそも解説】マイナス金利って何だったの? 解除されると? ローン変動金利「多少動くか...
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、11年にわたる大規模な金融緩和策を終えると決めた。マイナス金利を解除して17年ぶりの利上げに踏み切り、長期金利を低く抑え込む枠組みも撤廃する。手段、規模とも異次元の領域に踏み込んでいた日銀の金融政策は、大きな転換点を迎えた。
マイナス金利解除反対、日銀・野口委員講演 「追加利上げ、他中銀よりゆっくり」 で講演し、賃上げを伴う物価上昇率2%の実現には「相応の時間を要する」との見方を示した。追加利上げペースについては「他の中央銀行とは比較にならないほどゆっくりしたものになる」と、慎重な考えを強調した。 ...
複数の日銀関係者は「仕事一般について述べただけ」と説明するが、マイナス金利の早期解除への意気込みと受け止める向きもあり、急激な円高ドル安を招いた。 市場が「チャレンジ」発言を誤って解釈した可能性はあるが、日銀内の空気は確かに変わってきている。
マイナス金利「決定的にまずい事態は起こしてない」植田総裁一問一答 タブーでなくなった異次元緩和の「出口論」 それでもいまだ霧の中? 日銀、マイナス金利解除へ地ならしか 情報発信に変化、固唾のむ市場 こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ 1月27日 (月) 長野3人死...
私たちの生活に大きな影響を与える物価や金利。「物価の番人」と呼ばれる日本銀行の金融政策がその動向を左右する。日銀が3月19日に決めた「マイナス金利解除」は、今後の物価や金利にどのような影響を与えるの…
好業績の一因は、国内金利の上昇だ。昨年3月、日銀はマイナス金利政策を解除し同7月には追加利上げを実施。これにより、貸出金利と預金金利の差(利ざや)が膨らんでいる。設備投資などによる企業の資金需要も堅調で、3社とも、国内貸出金残高が増加した。
日銀は賃金と物価がともに上がる「好循環」が実現する見通しが立てば、マイナス金利政策の解除など、大規模な緩和からの転換を検討する。議事要旨によると、複数の委員は、政策転換後も「当面は大幅な緩和を継続していく可能性が高い」と、急激な引き締めは避けるべきだとした。「長期金利の不安定...
追加利上げは近い?時期焦点に 25日から日銀金融政策決定会合 円安止まらず153円台 「防衛ライン」突破も介入なし、高まる警戒 大規模緩和「差し引きではプラス」 日銀総裁、副作用認めつつも評価 日銀がマイナス金利を解除、17年ぶり利上げ 異次元緩和から大転換 ...