現在、ウマの蕁麻疹に対する対症療法の一つとしては、第1世代の抗ヒスタミン剤が一般的に使用されているが、十分な症状の抑制効果が得られない場合が多くみられる。昨年、我々は第1世代抗ヒスタミン剤であるクロルフエニラミン(CPM)の効果判定とその薬物動態解析を実施し、ウマでは薬物の消失が...