<1>40年間「厚生年金保険料を納めた」「厚生年金保険料も国民年金保険料も納める必要がない専業主婦(夫)だった」「国民年金保険料を納めた」のいずれかだったその年度の満額の老齢基礎年金(2023年の場合は79万5,000円)× 480カ月÷ 480カ月 = 79万5,000円(満額)...
共働き世帯の増加など、会社員と専業主婦の「モデル世帯」の年金には反映されない変化を見るためだ。 将来の年金水準(ケース別) 高い経済成長からゼロ成長までの経済前提4ケースのうち、②の「成長型経済移行・継続ケース」の場合、今年度に30歳を迎える94年度生まれの人は、年金月額が15万~20...
40年間 (480ヵ月) 、ずっと保険料を納付していた人は、満額の78万900円(2021年4月現在)を受け取ることができ、納付月数が短ければそれに応じて少なくなるという計算です。 厚生年金は平均標準報酬月額によって異なる 一方、厚生年金から受給できる年金(老齢厚生年金)の額は少し複雑で、次の計...
(厚生年金や共済年金加入の夫を持つ専業主婦は国民年金に任意加入だった。 OLを辞め、厚生年金を一時金である脱退手当金で精算する人も少なくなかった。その結果、夫と離婚した場合の妻の老後保障が懸念された。) などの問題が生じ、それを解消するために昭和61年4月1日、基礎年金制度が創設されま...
最近、物価が高くなっているのを痛感する。ちょっと買い物をしたつもりが、予想を超えた金額になっていることも多い。年金暮らしの身には 1ヶ月の予算内での生活費で納めるのが鉄則だ。医療費を含め、不意の出費が必ずある。老後の生活は、シンプルにでも楽しく過ごしたいものだが。実践する...
しかし、国民年金も厚生年金も(共済年金も)それぞれ別の制度として運営されていたために、制度間の格差の問題や、国民年金の財政的な問題(経済成長で自営業者よりも会社員が増える=保険料の支え手は国民年金よりも厚生年金に偏る)、女性の無年金問題(厚生年金や共済年金加入の夫を持つ専業主婦は国民年金...
(2)各年齢の賃金データ (3)保険料の計算 (4)給付の計算 (5)純粋な生涯給付額の計算 3.2.女性のライフスタイルの違いによる生涯給付額への影響について 4.公的年金制度改革の方向性 5.おわりに 1.はじめに 日本社会は長らく専業主婦世帯を中心におき、女性はもっぱら内助の...
(注)標準的な年金受給世帯とは、夫が平均的収入で40年間就業し、妻がその期間全て専業主婦であった世帯をいう。(注)保険料率は、年収(総報酬)に対する率である。!!!(注)保険料は、平成16(2004)年度価格(平成15年度までは名目額)である。平成17(2005)年度以降の実際の保険料は、上記で定まった...
【イラスト解説】年金、本当にもらえるの? 制度をわかりやすく解説 年金、将来見通し「改善」 ただし現状維持なら「2割減」 厚労省検証 長く働く時代 若い世代へ年金増の選択肢示す 財政検証で厚労省試算 年金はいくら受け取れるんだろう 30代、漠然とした不安なくすには 年金、年齢でどう変わ...
「特別支給」の年金額は「標準報酬月額」などの生涯合計に応じて計算されます。単純な例を設定してシミュレーションしてみましょう。Cさんのプロフィール・昭和41年(1966年)4月1日生まれの女性・1986年4月1日、就職(厚生年金保険に加入)・1996年3月31日、離職(翌月から専業主婦)・在職中(...