いる。また、多くは血尿を伴い約80%が尿潜血陽性であ り、血尿により膀胱癌の発見となることが多い。今回、血 尿の自覚症状が無く尿沈渣中に異型細胞を検出し、治療貢 献できた2症例を報告する。 【症例1】80歳男性。喫煙歴:有。既往歴:C型肝炎、脾膿 ...