腹腔鏡下手術は自動縫合切断器の登場によって飛躍的に広まったといっても過言ではなく,当院でも1992年に腹腔鏡下手術を開始した当初から自動縫合切断器を用いた腹腔鏡併用謄式子宮全摘出術(以下, LAVH)を積極的に行ってきた.腹腔鏡下手術の合併症は種々報告されているが筆者らは自動縫合切断器を用いた...