国税庁は22日、今年6月までの1年間に実施した個人への税務調査状況を発表した。一定以上の資産や所得がある富裕層の申告漏れが980億円(前年比16・8%増)と2年連続で過去最高を更新した。1件あたり3331万円で、このうち海外投資をした富裕層に限ると約2倍の7706万円だった。 国税庁は「外国税務当局...
2022年末時点で海外に5千万円を超える資産を持つとして税務署に報告した人数と金額が、ともに過去最高となったことが国税庁のまとめでわかった。国税庁は「日本の富裕層が持つ国外財産の6割程度が株式などの有価証券で、近年の世界的な株高の影響が大きいのではないか」とみる。 年末時点で海外に5千万...
この試算を踏まえて全商連は要請書で、中小業者には厳しい税務調査が行われる一方、申告・納税しない政治家を放置すれば「税務行政に対する信頼は失われ、納税意欲にも悪影響が及びかねない」と指摘した。政党から党幹部ら個人に渡され、使い道を明らかにしなくていい「政策活動費」と合わせて調...
消費税の還付申告をした法人に対する税務調査で、国税当局が今年6月までの1年間に、不正や誤りがあるとして563億円(3588件)を追徴課税したことが国税庁のまとめでわかった。金額は4年連続で増え、過去…