医療サービスの公定価格を2年ごとに見直す「診療報酬改定」の施行時期が、来年度から今より2カ月遅い6月1日に変更されることになった。厚生労働省が2日の中央社会保険医療協議会(中医協=厚労相の諮問機関)で提案し、了承された。現場の負担軽減が目的で、2026年度以降も継続する方針。
2024年度からの介護保険サービスについて、厚生労働省は22日、具体的な内容と料金案を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の分科会に示し、了承された。人手不足が続く介護職員の処遇改善では、24年度に月約7500円、25年度に同6千円を賃上げできるよう報酬を加算する。一方、65歳以上の介護保険料は月...
訪問介護事業所、送ったサービス終了の案内 訪問介護に厳しい報酬改定、懸念の声 登録ヘルパー「脱力感しか…」 介護事業者の倒産81件、上半期で過去最多 訪問介護が約半数占める 倒産相次ぐのに…利益率高い?根拠データに疑問も 訪問介護報酬改定 【そもそも解説】介護サービス、処遇改善の「加算...
同省は「3月と6月(改定前後)で大きく傾向が変わったわけではないが、いずれも人員不足や職員の高齢化によって廃業数が増えている」(老健局の担当者)とみる。 こうした状況を踏まえ、厚労省は報酬改定全体の影響を調べ、訪問介護事業所の廃業などの経営状況や職員の処遇改善についても分析する。
根拠データに疑問も 訪問介護報酬改定 【そもそも解説】介護サービス、処遇改善の「加算」はどんな仕組み? 痔かと思ったら…「ストーマになります」 理解が追いつかなかった私 満員電車にあふれるマナー、何のため? 寛容でいるためにできること...