障害者虐待、過去最多3482人 施設職員らから受けた人は4割増 高齢者の虐待や身体拘束、防止措置とらない事業者の報酬引き下げへ 高まるニーズ、加速する人手不足 「負のスパイラル」に陥る介護業界 介護施設職員や家族による虐待、目が届かぬコロナ禍で 連鎖絶つには 日本学術会議、「既定路線」にのっ...
介護施設の職員らによる高齢者への虐待は2022年度に856件(前年度比15・8%増)となり、06年度の調査開始以来で最多だった。厚生労働省が自治体を通じて集計し、22日発表した。同省が相談や通報を促しており、虐待と判断される事例が増えている。 虐待を受けたと確認された高齢者は計1406人。8人の...
厚生労働省の研究班は、新型コロナウイルスワクチンの接種後に長引く症状がみられる事例について、実態調査の結果を公表した。医療機関からの報告を分析し、「症状、確定病名、疑い病名の一覧からは、現時点で懸念を要するような特定の症状や疾病の報告の集中はみられなかった」とした。 ワクチン接...
2040年度には約69万人が不足するとされる介護職員について、厚生労働省は16日、介護施設における職員の配置基準の緩和の検討などを盛り込んだ政策パッケージを発表した。介護ロボットの導入促進などで、働く環境を改善して人材不足に対応する考えだ。 介護施設の職員の配置基準は現在、利用者3人に対し、...
厚労省によると、現行の介護福祉士試験では13科目の筆記試験を実施。昨年度の合格率は82.8%だった。今年3月末時点で194万1748人が資格者として登録されている。 11日にまとまった検討会の案では、筆記試験の13科目を三つのパートに分割。合格したパートを翌年度の試験に引き継ぎ、不合格だったパート...