宮崎県高鍋町の担当者らは、8日午後7時45分から始まった気象庁の記者会見をテレビで見つめた。南海トラフ巨大地震が起きた場合、町は最大11メートルの津波に襲われると想定されている。町は「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)の発表を受け、公民館などに指定避難所をもうける方針を決めた。
時間の経過と津波の高さを表した動画。断層が大きくずれる箇所ごとに5ケースを想定 【ケース1】東海地方が大きく被災する場合 地震が遠州灘から起こり始め、南海トラフに沿って拡大。5分後には駿河湾沿岸や紀伊半島に5メートル以上の津波が押し寄せ、20分後には静岡、三重県の一部に20メートル...
次の写真 色とりどりの花火が夜空を彩った鬼ケ城大仕掛けの一幕=2024年8月17日午後9時すぎ、三重県熊野市の七里御浜海岸、菊地洋行撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース いつかは来る地震 紀伊半島南部、写真で見る地域の「備え」 ...
今年は10年ぶりの土日開催とあって16万人の人出(市観光協会発表)でにぎわった。15日まで南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出されていたこともあり、会場の入り口などでは津波からの避難経路を示した地図が配られた。 熊野の大花火は、江戸時代に初盆供養のために寺などで上げた花火が起源で、...
三重県はすべての市町で震度6強以上と想定され、伊勢市で最大5㍍、熊野市で同11㍍の津波に襲われる可能性もある。 ただ、愛知県の大村秀章知事は8日夜の会見で、ハザードマップや備蓄の確認などを呼びかけたうえで「気象庁も様々な行動の自粛までは呼びかけていない。冷静で落ち着いた行動...