金融市場の動揺が続いている。日本銀行が7月末に、賃金と物価の「好循環」が進んだとしてサプライズ的に追加利上げを決定。直後に、米国の景気指標の悪化が伝わり、先行き不安から金融市場では急激な円高株安が進…
CPIは、前年同月より4・0%上昇し、事前の市場予想(4・1%)も下回った。インフレ圧力が弱まっているとの見方から、FRBが昨年3月以降に続けてきた利上げを初めて見送る、との観測が高まった。景気を冷やす金融引き締めへの警戒が後退し、株式が買われた。有料...
この会合では、政策金利を2001年以来の高水準である5.25~5.50%で据え置くことを全会一致で決めていた。 議事録によると、数人の参加者たちはインフレに対するリスクが顕在化した場合に「さらに政策を引き締める意思があることに言及」した。 FRBは昨年7月会合を最後…...
大幅な利上げなどに動いた米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、記者会見で今後の金融政策について説明した。市場関係者は更なる金融引き締めにつながる発言を警戒していたが、この日は「安全運転…
米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、11月に始めたばかりの「量的緩和の縮小」のペースを加速させることを決めた。量的緩和による米国債などの買い入れの終了時期を3カ月前倒しし、2022年3月までに終える。想定外のレベルで物価上昇が進んでいることから、景気の過熱状態が続く米経済の引き締めを急...
米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)が27日まで金融政策を決める会合を開き、今年4回目となる「利上げ」を決める見込みです。約40年半ぶりの高い物価上昇や、約24年ぶりの一時1ドル=139円台の円安ドル高、今年に入り一時20%近く下落したダウ工業株平均など、記録ずくめの状況とも密接に...