大阪市内に住む原告の男性は、市外に3LDKのマンション1室を所有している。1995年の阪神・淡路大震災で兵庫県の自宅が被災したために購入し、移り住んだ。その後、母親の介護の関係で大阪市内の賃貸に転居した。 次第に、マンションのローンと現在の家賃の「二重の出費」に苦しむようになった。