タマネギ乾腐病は,Fusarium oxyspomm f.sp. cepaeにょり発生する土壌病害である。タマネギ栽培は移植栽培が主流であるが,苗床での乾腐病の発生はごくわずかで,本畑移植後の発生が中心である。 北海道では,6月上旬ごろから発生しはじめ,8月中~下旬にかけて急増する。 茎盤部の腐敗と下葉の萎凋症...