。慌てて病院へ行くと、胃カメラをのむことになり、そのまま緊急手術を受けました。重度の貧血状態だったそうで、診断名は出血性胃潰瘍(かいよう)でした。 1週間後に退院する時、生体検査に出した胃の組織についても「99%良性です」と言われていました。ところが2日後に電話があり、なるべく...
3月半ばには病棟の患者に発熱者が急増、19日に保健所に「院内感染」の可能性を報告した。 3月21日から全入院患者にPCR検査を順次実施、23日には多数の陽性者が判明して24日からは外来診療と救急受け入れを止めた。この時点での入院患者数は256人。病棟を診療科別ではなく、陽性者と陰性者で分けるため...
医療機関の受診によってCOVID-19に感染することを恐れた患者が、受診を控える傾向が強まったためです。 その影響は、病院に比べて重症度が低い患者を診るケースが多いクリニックで、より顕著に現れました。クリニックの中には、COVID-19の流行が始まった2020年に、2〜3割の外来患者の減少に見...
新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向が続き、第8波が始まりました。冬に向けて流行はどう推移するのか、インフルエンザと同時流行する可能性もあるのでしょうか。感染に備えてどんな準備ができ、感染が疑われる場合の診療態勢はどうなるのでしょうか。 【連載「ワクチン接種Q&A」】記事一...
日本プライマリ・ケア連合学会の診療の手引きによれば、「PCR検査はウイルスゲノムを検出するという原理から、一般論として感度は低く、特異度が高いと考えられます。初期のPCR検査で陰性だが後日陽性となった患者等の検討により、感度は30~70%程度、特異度は99%以上と推定されています」とあり...
7月は全体の約半分を占め、8月も多かった。「接種した方が良いのか」「がんが悪くなるのでは」「接種後に体調が悪くなったが、がんのせいかも」と、病気と関連づけて不安をつのらせる声が多く、パニック状態のような電話もあったという。 接種会場や医療機関に行くべきか真剣に悩む人もいた...
昨年2月、埼玉県三芳町にあるふじみの救急クリニックの前には、発熱やかぜの症状を訴える人で列ができていた。 看護部長の板垣光純(みつよし)さん(43)は、同僚と玄関先で対応した。 熱がある人たちは、通常の診療エリアに入らないように、クリニック前の駐車場に設営したテントに誘導した。
また私たち一般の医療機関の医師は「PCR検査をお願いします」とか「新型コロナウイルス肺炎だと思うので入院をお願いします」といった紹介状をもたせて専門機関に患者さんを紹介することはできません。上記のセンターで紹介される「帰国者・接触者外来」の医師が検査の必要性を判断するという...
発熱外来での診療方法をスタッフと確認する三島千明院長(左)=2022年1月18日午後2時40分、東京都渋谷区、市野塊撮影 [PR] 軽症者向けの新型コロナウイルスの飲み薬として、米メルク社の「モルヌピラビル」が昨年末から使われ始めた。政府が「切り札」とする飲み薬だが、発症5日以内に飲む必要...
感染した妊婦も、コロナ患者のための専用病棟で受け入れている。 数カ月に1回ほど、感染したかかりつけの妊婦が入院するケースはこれまでもあった。それがいまは月2人ほどに。家庭内で感染したとみられるケースも目立つ。 「感染した妊婦の出産には対応できない」と、ほかの医療機関からも出産を間...