医療機関の受診によってCOVID-19に感染することを恐れた患者が、受診を控える傾向が強まったためです。 その影響は、病院に比べて重症度が低い患者を診るケースが多いクリニックで、より顕著に現れました。クリニックの中には、COVID-19の流行が始まった2020年に、2〜3割の外来患者の減少に見...
厳しい感染対策は弊害も伴います。現在、入院時に発熱している患者さんは、検査で新型コロナが否定されるまでは、スタッフは個人用防護具を着けて対応しています。その手間やコストは医療者の負担になりますし、ガウン・手袋・フェースシールドを着けて対応される患者さんはあまり気持ちのいいも...
入院患者と外来患者の診療は、従来の確保病床を持つ医療機関と発熱外来だけでなく原則すべての医療機関で受け入れることになった。 一方、感染拡大対策として重症患者らに限定した病床確保は維持。冬場の感染拡大に備え、重症・中等症などの患者を対象とした即応病床を随時確保している。また、県新型コ...
三重県いなべ市で、長く地域医療を支えている「三重北医療センターいなべ総合病院」。コロナ禍のなかで奮闘を続ける医師や看護師の姿を追ったドキュメンタリー作品が6月、北勢地域を放送エリアとするケーブルテレ…
コロナ禍に直面するなかで、4年ぶりの衆院選が行われる。次の感染拡大に備える対策に加え、経済の立て直しも急務。厳しい周辺環境を受けた外交・安全保障政策のあり方や多様性のある社会に向けた対応、安倍・菅両…
プロジェクト名は「在宅医療・介護現場への感染防御資材等供給支援プロジェクト」。看護師や医師、歯科医師、理学療法士やケアマネジャーら約20人が、個人の資格で参加している。 自宅や介護施設に訪問診療する在宅医療クリニックは、病院に比べ規模が小さく、訪問看護ステーションもスタッフは10人未...
100兆円を超える膨大な資金が対策に投じられ、大幅な黒字を出した医療施設もありながら、医療逼迫(ひっぱく)という最大の問題はいつまでも解消されなかったことからも、この問題は明らかだろう。 それではこのような社会で新型コロナの集団感染が発生すると一体何が起こるのか。連載初期に紹介をし...
大分県は24日午後4時半までに県内22、23例目の新型コロナウイルス感染者を確認し、発表した。すでに感染が広がっている大分医療センターに勤務する看護師の友人で別の病院に勤める20代女性看護師と、同センターに入院中の70代男性患者。男性患者はセンターで感染者が集中している病棟に入院していた。
この1年は、ワクチンの情報や感染急拡大などで気持ちが不安定になる人が多かったという。相談支援室の北見知美マネジャーは「人とつながることをためらわないで」と助言する。 対がん協会は予約不要の電話相談「がん相談ホットライン」で、研修を受けた看護師や社会福祉士が、患者や家族の言葉...
の感染拡大で厚生労働省が自治体に対し医療体制の見直しの検討を求めたのは、2月25日に政府が示した対策の基本方針を受けたものだ。政府は現時点では本格的な流行期に入ったという認識ではないが、今後患者が大幅に増えることを想定した検討が必要と判断した。▼1面参照 ...