国のエネルギー政策の審議会では、「S+3E」という言葉がよく登場する。 5月に経済産業省の審議会で始まったエネルギー基本計画改定の議論でも、「S+3Eが根幹」「S+3Eのバランスが重要」といった発言が聞かれる。以前は「3E+S」、さらに前は「3E」だった。
(3)エネルギーミックスとS+3E エネルギーミックスとともに現在のエネルギー政策の基本となっている考え方が、「S+3E」です。これは、安全性(Safety)を大前提として、エネルギーの安定供給(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境への適合(Environment)を同時達成するというものです...